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【遺留分Q&A-10】死因贈与と遺留分

死因贈与は、遺留分の算定においてどのように取り扱われますか。

 

くり子ちゃん
1 死因贈与とは、贈与者が死亡することを条件として効力を生ずる贈与であり、贈与者の生前の契約に基づくものです、

死因贈与は、その性質に反しない限り、遺贈に関する規定を準用するとされています(民法554条)。

2 したがって、死因贈与契約のなされた時期が相続開始前1年以内であるか否かを問わず、その対象となる贈与財産は当然に遺留分算定の基礎となる財産に算入され(民法1029条、1030条)、遺留分減殺請求の対象となります(民法1031条)。

3 減殺の順序としては、遺贈、死因贈与、生前贈与の順に減殺されるべきであると解されています(東京高裁平成12年3月8日判決)。